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2023/04/25 16:12
近年は、LoTWをはじめとする電子QSLでカード交換をすることも多くなりましたが、SASE(Self-addressed stamped envelope::自分宛の宛名を書いた封筒を同封した手紙)で請求することもまだあります。
この書き方について整理しておきます。
まず、送付する封筒ですが、日本からの郵便料金が安くなるように送ることが大切です。
返信用封筒とQSLカードを同封しますので、それより一回り大きいサイズの封筒となりますので、「角型8号」という封筒が便利です。
これですと、定形郵便物として扱われます。
次に、返信用封筒ですが、基本QSLカードが入る大きさの封筒ということになります。海外局は、基本的には国内のハガキサイズよりも1回り小さいサイズのカードが多いので、日本のハガキサイズの封筒で十分です。相手局は、たくさんのSASEの処理をしなければなりませんので、自局の住所等の記載は勿論、AIR Mailに必要な情報の記載は必ずすべて書いてください。また、封筒はのりずけが必要なものではなく、テープをはがせばのりがついているタイプの封筒を使うのが相手の負担を減らします。
返信切手は、長らく国際返信切手券(IRC)を同封するのが一般的でしたが、近年ではIRCの利用が減少しており、1ドル札を同封することも多くあります。(日本の郵便法では現金を送ることを禁じていますが、1ドル札は印刷物とみなされますので、送ることができます。)
何枚同封するかは、qrz.comや各種の情報に出ていることもありますので、確認をしてみてください。通常、1~3枚が相場のようです。
なお、1ドル札を同封する際は、外から中身が見えないことが重要です。国によっては、郵便局員が紙幣を抜き取ってしまうケースがあるからです。
HAM-NETでは、これらの条件を満たした封筒を販売しています。
上記で紹介したのり付きのハガキサイズ、角型8号の封筒に加えairmailシール等を備えたセットとなっています。
また、封筒も、中身が見えずらい茶色となっています。
20組、50組、100組のセットがありますので、必要な量に応じてお買い求めください。
https://www.ham-net.jp/items/66766667